以前のブログ記事に、
「脳の3大機能」をお伝えしました。
- 『脳の可塑性』
- 『脳は現実とイメージの区別がつかない』
- 『脳は成功体験を引き出す』
でしたね。
今回は、
4.『1秒たりとも長く生きる使命』
5.『ホメオスタシス(生体恒常性)』
6.『エネルギー消費を最小限にする』
この3つも知っておくと、とても役に立ちます。
【4)1秒たりとも長く生きる役割】
人間に限らず、生き物すべてに共通することは
1秒でも長く生きるという本能が備わっています。
ですから、
“危険”に感じることには、警戒し、
不安や怖れを生み出します。
ここで言う“危険”とは
「命に係わる危険」です。
つまり、
- 経験したことがない未知のこと
- 知識がないこと
この2つに共通することは、
『どうしていいのか解らない』…です。
そういう場面に遭遇した場合、
脳は危険信号を出し、それを伝えます。
それが、不安や怖れです。
1秒たりとも長く生きる使命を持った脳は、
未知のことを危険だと感じ取り、
行動を止めようとします。
日常生活に例えると、
- 未来の自分、家族の生活
- 新たなチャレンジ
- 知らない人と合う
- 知らない地域での新生活
などがあります。
『人見知り』を
ネガティブに感じる方が
けっこういらっしゃるのですが、
『人見知り』は、
あなた特有の問題ではなく、
脳の危険察知の表れなのです。
脳が
「どんな人か判らない内は危険だよ。信頼できる人なのかを知ってからの方が安全だよ」
と警告を発しているのです。
『人見知り』は
誰もが備わっている性質なのです。
不安や怖れは、確かにイヤなものですよね。
しかし、
どのような場面で
自分は不安や怖れを感じるのか?が解かるため
それを回避するために
事前に準備したり、
乗り越えるスキルを身につけたりする
自分自身へのヒントになるものです。
【5)『ホメオスタシス(生体恒常性)』】
【6)『エネルギー消費を最小限にする』】
ホメオスタシスは、高校生くらいに教わったことがあるかと思います。
生き物は、カラダやココロを一定に保とうとする性質があります。
「現状維持」を保とうとします。
体温が上がれば、汗を出して
体温を一定に保とうとします。
運動すると、酸素を使うため、
心臓の鼓動回数を上げ、酸素を身体全体に送り、一定に保とうとします。
その性質によって、
脳は
「現状維持」が大好きで「未知のこと」を嫌います。
これも
「1秒たりとも長く生きる役割」ですね。
さらに、
「1秒たりとも長く生きる役割」として、できる限りエネルギーを温存します。
『脳は怠け者』なのです。
ムダに思えるエネルギー消費を嫌います。
この性質も手伝って
「現状維持」を望み「未知のことを嫌う」のです。
「未知のことは危険がいっぱい!
だから止めてください」
そのメッセージが、
不安や怖れとして表現されるのです。
その積み重ねによって
似たような場面に遭遇すると
潜在意識に創られた望まない行動や反応が起動し、
あなたの望まない反応が起きてしまうのです。
それを乗り越えるためには…、
「不安や怖れは、何らかのメッセージを伝えているんだ」
と捉えて、前回お伝えしたように
- 『脳の可塑性』
- 『脳は現実とイメージの区別がつかない』
- 『脳は成功体験を引き出す』
それらの性質を利用して、
望まない行動や反応プログラムを
アップデートすることで、
あなたが望む行動や反応に
切り替えられるのです!
想いや理想を、現実に変えていくのが、
ヒプノセラピー、NLP(脳の取扱い)の世界なのです。
#ヒプノセラピー
#ヒプノヒーリング
#ヒプノセラピーセッション
#NLP
#前世療法
#不眠症改善
#リラクゼーション
#メンタルケア
#自信をつける
#生き方
#自分らしい生き方
#自律訓練法
#やりたいことの見つけ方
#好きなことを仕事に
#人間関係めんどくさい
#自信がない
#恐怖症克服したい
#パニック障害ママ
#多治見市
#瑞浪市
この記事へのコメントはありません。