「(私にはできない・・・)」
「(人より劣っている・・・)」
「(失敗ばかりする・・・)」
人は、1日に5万回ほど、
自分自身と『言葉』を使って、
会話していると言われます。
実は、これって、
自分に催眠をかけ、暗示しているのと同じです。
ネガティブな『言葉』を自分に与え続けると
実際にそういう結果になってしまったり、些細なことでもネガティブにとらえたりします。
このメールでは、冒頭の
『NLPコミュニケーションモデル』図を使って、
自分自身に与える『言葉』が
どのような結果となって表れるのか?
『言葉』がどれほど大切なのか?
ディズニーランドに行った場合の例を交えて、簡単に(?)、短く(?)、説明してみます。
【①出来事 → ②五感+AD】
目の前の出来事(情報)を五感で感じる。
AD(論理的な内部対話)も使う。
【③『判断のフィルター』→ ④『言葉』】
過去の経験や価値観、知識から出来上がった
『判断のフィルター』によって、情報を
『削除』『歪曲』『一般化』させます。
自分にとって都合良く情報を変え、
『言葉』にするということです。
【⑤『ココロの絵』を作る】
④の『言葉』から、
『内部表象(ココロの絵)』を創り上げる。
『ココロの絵』に、明/暗、遠/近い、
ピントが合う/合わない、音、体感覚など
自分の世界観にあった絵を創り上げる。
【⑥『ココロの状態』】
自分にとって、入ってきた情報が
ポジティブなものなのか?
ネガティブなものなのか?
『ココロの状態』が生まれる。
【⑦ 行動や反応に表れる】
『ココロの状態』が『身体の状態』、
『行動/反応』になって表れる。
このような流れで、人は、
見たこと、聞いたこと、感じたことを
『フィルター』を通じ、都合が良いように、
情報を『言葉』に変え、『ココロの絵』になり
創った絵に対する『ココロの状態』ができ、
その状態によって、『行動・反応』が変わります。
例えば、
ディズニーランドへ行った場合、
①ディズニーランド内に入る
②パーク風景、音楽、雰囲気などを、
五感で感じる
③過去のディズニーランドでの体験や知識から
何が起きても、都合の良いようにとらえる。
(こういうケースではフィルター機能が緩む)
④⑤「ミッキー」、「ミニー」、「デイジー」、
「ビッグサンダーマウンテン」などの
『言葉』が頭の中に出てきて、それらが
『ココロの絵』として現れる。
⑥『ココロの状態』が、
ウキウキ、ワクワク、ドキドキする。
(『身体の状態』にも表れる)
⑦ニコニコ、ハツラツ歩く。
乗り物、パレードを楽しむ。
『ココロの状態』が常にポジティブ!
笑顔が絶えない、ついつい買ってしまう、
何があっても受け入れ、楽しんでしまうなど
『反応、行動』に表れる。
(パークを出ると寂しくなりますが・・・)
今回、ネガティブな事例は詳しく触れませんが、
当てはめてみると、出てくる『言葉』が
ネガティブ的な言葉になり、そのような
『反応』が起きるはずです。
例えば、あなたが苦手としている
「○○さん」を、今、思い浮かべてください。
「○○さん」という『言葉』から、
「○○さん」の『ココロの絵』が現れます。
その『ココロの絵』によって、
『ココロの状態』が生じるはずです。
『身体の状態』や『反応』が
ディズニーランドとは大きく違うことに
気づくかと思います。
このように「○○さん」という
『言葉』が出てくるだけでも、
「苦手」な『反応』が呼び起されるのです。
これと同じで、自分に対して、
ネガティブな『言葉』を使うと、
『ココロの絵』もネガティブになり、
『ココロの状態』もネガティブになります。
それが、『身体の反応』に表れ、
『行動や反応』にも表れてしまうのです。
ですから、
誰かに言うことも、聞かれることもないので、
自分自身との会話の中では
ポジティブな『言葉』をたくさん使って、
自分に対する『ココロの絵』を、お互い、
もっと明るく、
もっとハツラツと、
もっとイキイキとさせましょう!
『ココロの状態』を、
『望む状態』に変えていけるヒプノセラピー、
NLPをさらに学ぶととても面白いですよ。
私たちは、“自分に使う言葉”で暗示にかかる
- Always be yourself
- NLP, ヒプノセラピー
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